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函館新聞

札幌延伸「早期完成を」 道南期成会が緊急要望へ【函館】

新函館北斗―札幌間の早期完成に向けて緊急要望を行うことなどを決めた総会

 北海道新幹線建設促進道南地方期成会(会長・池田達雄北斗市長)の本年度の総会が23日、函館市内のホテルで開かれた。道新幹線の札幌延伸が予定していた2030年度末開業が困難になったことを受け、新函館北斗―札幌間の早期完成に向けて緊急要望活動を行うことを決めた。

 道南の首長ら約60人が参加。要望活動は通常、7月に行っているが、今年は6月に早める。池田会長はあいさつで、鉄道・運輸機構が30年度末の開業が困難と国土交通省に報告したことに関し、「地域の取り組みに多大な影響を及ぼすことから大変遺憾。6月中にもオール道南で国などに対し、1日も早い開業を要望したい」と述べた。

 また、函館市の大泉潤市長は「沿線自治体は開業時期を念頭に置きながら、まちづくりを進めている。経済・観光・地域交通などの事業の検討や取り組みを進めており、開業の遅れは非常に影響が大きい」と指摘。「地域活性化のため、早期開業に向けた取り組みはますます重要」と強調した。

 木古内町の鈴木慎也町長は「今回の開業延期は極めて遺憾。北海道や道南全体の可能性を最大限発揮するためにも、1日も早い完成、開業を目指し、緊急要望活動や今後の活動を力強く進めていく」と語った。

 役員改選が行われ、八雲町の岩村克詔町長が渡島町村会長として副会長に選任されたほか、理事に伊藤幸司渡島町村議長会長、川又修治北海道渡島管内商工会連合会長、桜井昭雄北海道桧山管内商工会連合会長、幹事に京谷作右衛門桧山町村議会議長会長が新たに選任された。

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