イタンキ浜クリーン大作戦 コープさっぽろ、社員ら180人【室蘭】
生活協同組合コープさっぽろ(本社札幌、大見英明理事長)は15日、室蘭市東町のイタンキ浜で「海のクリーンアップ大作戦」を行った。社員らが海岸に散乱するごみの清掃奉仕に汗を流した。
同社、カネサン佐藤水産、野口観光、イタンキ浜鳴り砂を守る会などから約180人が参加。一行は火ばさみとごみ袋を手に、草に隠れたプラスチックの破片やビニール袋を丁寧に拾った。1時間ほどで45リットル入りのごみ袋35袋分を回収した。
コープさっぽろ室蘭地区本部の大隅直浩本部長は「各団体が続けてきた清掃で大きなごみは減っている。一方、プラスチックの破片などは目立つ。これからも続けていきたい」と話していた。
「大作戦」は同社のSDGs(持続可能な開発目標)に関連した地域貢献として、2021年から行われている。今年は全道47カ所で実施。18日には登別や豊浦でも行われた。