６００万人目の来場者となった佐藤さん（右から２人目）家族と山川代表理事（同１人目）、杉原町長（左端）

　【七飯】道の駅「なないろ・ななえ」の来場者数が２１日、６００万人を突破した。２０１８年３月２３日の開業から約６年１カ月で達成。春の行楽シーズンを迎え、施設内は観光客などで活気づいている。

　６００万人目は、七飯町町大中山４の会社員、佐藤大介さん（３４）。妻の美里さん（同）、長女の愛咲さん（８）、長男の丞君（７）、次男の典ちゃん（５）と家族５人で、小学校の授業参観の帰りにソフトクリームを食べようと立ち寄った。

　佐藤さんは「６００万人目でびっくりした。（道の駅には）本州にいる友人の贈り物選びなどでたまに足を運んでいる。今後も利用したい」と笑顔。記念品として、道の駅限定カレーや大沼ビール、町産王様しいたけなどの特産品が贈られた。杉原太町長は「ぜひ味わって町民としてＰＲにつなげてほしい」と声を掛けた。

　同施設によると、２３年度の来場者数は約１１８万人。指定管理者の七飯町振興公社、山川俊郎代表理事（７５）は「多くの人に愛されているのを実感している。目的を持って来場する人も多く、今後もニーズをくみ取り、施設の充実を進めたい」と話した。