ＩＣＴ講座＆プログラミング体験の参加者ら

【新冠】新冠町商工会（中山智宏会長）は14日、「親子で遊ぼう！新冠町１Ｄａｙキャンプ・ＩＣＴ講座＆プログラミング体験会」を町レ・コード館で開き、参加した町内の小学生とその保護者６人が情報モラルの大切さやプログラミングの基礎知識などを学んだ。

　「ミライ・セカイで活躍するＩＴ人材の育成の第一歩」、「保護者のデジタル理解度の向上」などを目的に、日本民間公益活動連携機構（ＪＡＮＰＩＡ）の休眠預金活用事業を受けて実施。

　体験会では講師の飯田育実さん（シーラクンス・札幌市）が、「情報モラルとリテラシー・ＡＩ進化デジタル最先端」をテーマに講演。ＡＩの活用例やＳＮＳのルールなどをクイズ形式で学んだほか、「オリジナル“弾幕”をつくろう！」では安田光喜講師（同）の指導を受けながら参加者がプログラミングに挑戦。参加者による作品の発表も行われた。

　体験会に親子で参加した、新冠小４年の長田紡さんは「プログラミングが楽しかった。説明がわかりやすくて、プログラムのやり方もわかった。家でもやってみたい」。母のちはるさんは「自分では分からないことが多いが、子どもと一緒に関わっていきたい」と話していた。