ウトナイ湖の春満喫 野鳥観察会に70人 苫小牧
苫小牧市植苗のウトナイ湖サンクチュアリネイチャーセンターと日本野鳥の会苫小牧支部は13日、同湖畔で「春のウトナイ湖野鳥観察会」を開いた。市内外から約70人が参加し、湖畔の豊かな自然に触れた。
同センターのレンジャーや同支部メンバーらが案内役となり、5グループに分かれて湖畔を散策。ネイチャーセンターの松本潤慶チーフレンジャーは「鳥の行動に注目すると餌を食べたり、飛んだりいろんな姿を見られて面白い」などと観察のポイントを紹介した。
その上で、鳥に餌をやったり、刺激したりする行為は問題と指摘。「自然な出合いを大切にしてほしい」と呼び掛けた。
この日はシジュウカラやウグイス、マガン、エナガなど13種の野鳥を確認。木の幹にとどまっているモモンガとも出くわし、カメラで撮影したり、双眼鏡でじっくり観察する姿もあった。
安平町立早来学園2年生竹田佳穂さん(7)は「カエルもいた」と笑顔。母親の祥子さん(38)は「説明を聞くと何も知らずに見るよりも本当に楽しめる」と充実した様子だった。
ウトナイ湖畔の動植物を観察する参加者
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