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釧路新聞

防火服一新 機能性アップ 鶴居消防署10年ぶり【鶴居】

鶴居消防署の新型防火服

 【鶴居】釧路北部消防事務組合鶴居消防署(加藤博由署長)は、全署員16人分の防火服を更新した。10年ほど前から導入していた旧型から、一部のポケットを着脱可能とするなど、従来よりも機能性を高めた最新型となり、同署では活動性や安全性の向上に期待を寄せている。

 今回導入したのは小林防火服(東京都、小林寿太郎社長)の「ブラックテックX」で、主な素材に耐熱性と難燃性に優れたPBO繊維とアラミド繊維を使用している。防火帽は赤城工業(東京都、須永照重代表取締役)の「カムイプロファイターAK―F5」を採用した。

 色は従来通り紺色で、反射材は黄色としている。村の予算と国の石油貯蔵施設立地対策交付金を活用し、16着を約500万円で購入。3月25日に旧型と入れ替えた。

 左胸のポケットは、服に縫い付けられた帯に取り付ける「モールシステム」を取り入れ、外した後の帯にはカラビナや無線機などを取り付けられる。背中には火災原因調査で使うA4サイズのバインダーなどを入れられる、取り外し可能なポケットや、活動不能になった隊員を引きずり出す時に、救助者が使う取っ手「DRD(ドラッグレスキューデバイス)」を取り付けた。

 背中には日英併記の本部名のほか、緊急消防援助隊として道外に出動することも想定し「北海道」の文字も入れた。右腕には所属を表すワッペンを張り付け、消防士と消防士長は黄、消防司令補はオレンジ、消防司令以上は赤と色分けして、指揮権のある階級を判別できるようにした。

 釧路北部消防事務組合では、弟子屈と標茶の両署の防火服も、各町の予算で順次、鶴居と同様の仕様に統一していく予定だ。

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