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日高報知新聞

プロ経験者の技術学ぶ 新ひだか 日ハム宿泊型野球教室【新ひだか】

スタートダッシュの技術指導を受ける選手たち

【新ひだか】北海道日本ハムファイターズ主催の野球教室「2024宿泊型ベースボールキャンプin新ひだか町」が6、7日の両日、三石緑ヶ丘公園球場で開かれた。道内の小学5、6年生の球児たちが参加して元プロ野球選手の熱い指導を受けた。

 シーズンに向けたさらなるレベルアップを目的に、プロ野球経験者の技術と経験を掛け合わせた実践的な指導を行う短期集中型の野球教室。日高管内や札幌市、北見市、苫小牧市などから41人が参加した。同新ひだか後援会(山崎有紀美会長)が協力。

 講師は、ファイターズ引退後にベースボールアカデミー・コーチに就任した、吉田侑樹コーチ(大阪府出身)、村田和哉コーチ(千葉県出身)、市川卓コーチ(三重県出身)、牧谷宇佐美コーチ(旭川市出身)の4人が担当。

 開会で吉田コーチは「2日間コーチから色々なことを教えてもらい、教わったことをただやるだけでなく、自分でもどうやったらうまくなれるか考えながらやってもらいたい。みんなでコミュニケーションを取りながら頑張って」と激励。

 初日午前は、キャッチボール、守備練習など。午後からは、打撃練習やサーキットトレーニング、三石スポーツセンターに移動して夜間練習に励んだ。2日目は、キャッチボールやカットプレー、打撃練習を行い、午後から練習試合3試合に挑んだ。

 おやつタイムには、ぽると・みついしのおからドーナツ(静内・河田食品)や磯貝嘉市商店の竹炭を使用した黒い日高昆布豚まん「あらいそまる」などを提供し、参加者ちも大満足の様子。

 参加したうらかわ野球少年団の松田灯真(とうま)くん(5年)は「ペッパー(トスバッティング)練習の目的や、上手にできるためのコツが勉強になった。新しい友達と一緒に野球をするだけでなく、みんなで食事や風呂、宿泊できたことが楽しかった」、吉田陽仁(はるひと)くん(6年)は「守備や打撃、投球でエラーやミスをした時に、なぜミスしたかを考えて、次から直していけばいいということを教わりました。最後に帽子にサインをもらえたことがうれしかった」とそれぞれ感想を話した。

 同キャンプは、3月に札幌市でも開かれ、この後は4月20、21日に函館市でも開かれる。

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