JAさらべつ青年部(赤澤翔太部長)は、今年創立50周年を迎えたことを記念し、更別産の農産物を副原料に使用したクラフトビール「さらべつふるえーる」を開発した。赤澤部長は「更別を詰め込んだビールができた。ぜひお試しください」と話している。
同青年部では数年前からクラフトビール造りを模索。村の農業の特徴が多品目で大規模な作付面積を誇ることから、中でも代表的な小麦、メークイン、ナガイモ、金時豆、ビート(砂糖)の5品目を副原料として使用した。商品名にも、更別の「すべて(full)」を詰め込んだ「ふるさと」のビール(ale)で村を「応援(yell)」したいという思いを込めた。
同ビールはベルギー発祥の「セゾンスタイル」。農閑期に仕込み、夏場の農作業中に喉を潤すために造られたビールであることから、軽い飲み口が特徴。同JA経営相談課は「ホップの香りが強く、グレープフルーツのような香りを感じるすっきりした飲み口」と紹介する。
パッケージは更別の「さら」の文字をデザインし、農家が青空の下、ビールジョッキを掲げる姿を描いた。ビール製造は網走ビール(網走市)に委託、パッケージデザインはプロコム北海道(帯広市)が手掛けた。
同課によると2025年度からの販売を目指すとしており、現在は1缶350リットル(550円)で村内の「ヤマジョウ」(南1線91)で試験販売を行っている。
関連記事
十勝産食材のスパイス開発 町の専門店「クラフトキッチン」齊藤さん【上士幌】
スパイス専門店「クラフトキッチン」(上士幌町上士幌138、齊藤肇代表)は、道産や十勝産の食材を活用して、3種類の新しいスパイスを開発した。試行錯誤を重ねて商品化を実現した齊藤代表(58)は「料理...
「りんごめぐり」スタート、人気キャラに大使委嘱状 壮瞥、11月17日まで..
【壮瞥】第48回そうべつりんごまつり(同実行委員会主催)のスタンプラリー「そうべつりんごめぐり」が、13日から約1カ月間の日程で始まった。同日のオープニングセレモニーで、田鍋敏也壮瞥町長が人気...
芽室落花生で限定品販売 ピザやカレー 14日まで大丸【札幌】
大丸札幌店の催事「HOKKAIDO いいモノいいコトマルシェ」が9日、同店7階催事場で始まった。今回のテーマは、道の新顔作物「ピーナツ(落花生)」。中でも地域を挙げてブランド化を推進する芽室...
原宿にじゃがバター専門店 十勝産熟成イモ使用【東京】
飲食業のソルグランデ(帯広、餌取伸哉代表)は、新業態の北海道甘熟じゃがバター専門店「おいもとバター」を、都内のラフォーレ原宿に出店した。糖度の高い十勝産の熟成ジャガイモを、多彩なトッピングと共に...
いくらでも食べたい! カネサン佐藤水産【室蘭】
水産加工のカネサン佐藤水産(室蘭市東町、佐藤有一代表取締役)では、道産イクラをしょうゆ漬けした主力商品「いくら醤油味 有機」の製造が大詰めを迎えている。 知床半島近海で水揚げされた秋サケの...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
夕焼けに伸びる長い尾 紫金山・アトラス彗星 網走でも観測
2自然災害や山岳事故 迅速な救助へ ロープレスキュー訓練 日高東部消防組合浦河消防署 研鑽成果、初の一般公開【浦河】
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4輝く尾 十勝で見えた 紫金山・アトラス彗星【池田】
5「鶴公園」開園65周年感謝デー 観光客らおもてなし【釧路市】
-
1
「ぽん・ぽんゆ」プレオープン 日帰り入浴23日までお得【標茶】
2無印良品、初進出 モルエ中島、来秋オープン予定【室蘭】
3アメリカシロヒトリ幼虫大量発生 函館市に苦情700件【函館】
4夕焼けに伸びる長い尾 紫金山・アトラス彗星 網走でも観測
5ぷっくり大粒「甘いよ」 伊達栗園29日オープン【伊達】