海の玄関口に新たな目印 苫港管理組合が文字看板設置
苫小牧港管理組合は苫小牧港の新たな目印として、苫小牧西港フェリーターミナルに隣接する入船公園(苫小牧市入船町)の展望台に、文字看板「Sign of TOMAKOMAI」(サイン・オブ・トマコマイ)を設置した。同公園や展望台などの利用促進、フェリー利用客らへのPR力アップにつなげる。
3月26日に設置。苫小牧のアルファベット「TOMAKOMAI」の文字を縦0・6メートル、横3・7メートルのサイズで白色にあしらい、夜間は自動の間接照明でライトアップ。事業費は500万円で主に苫港サービスからの寄付を活用した。
同組合は合図や標識などの意味もある「サイン」になぞらえ、「海と陸をつなぐ目印として、コミュニケーションのツールになってほしい」と期待。展望台の登頂部内側には西港区を紹介するパノラマ看板も設置した。
同公園の展望台は1999年に設置。フェリーのデッキ高さに合わせた約5メートルで、壁面には苫小牧を代表するスポーツのアイスホッケーや樽前山をデザイン。苫小牧港に入港するフェリーや貨物船を一望できるスポットだが、市民らへの周知不足が課題だった。
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