野外劇ポスター完成 若者前面に【函館】
NPO法人市民創作「函館野外劇」の会(中村由紀夫理事長)は、今年の第36回函館野外劇公演のポスターが完成したと発表した。従来、殺陣(たて)の技量や立ち振る舞いからベテランが務めていた土方歳三役を、昨年は十代の若者(現在高2)が演じたことから、若い力を前面に出した。
函館在住のフリーデザイナー浜谷悠太さん(30)がポスターデザインを担当。浜谷さんは、昨年10月に七飯町文化センターで開かれた道南ロックフェスティバル「ザ・ブースター」のポスターデザインを手掛けるなど、道南で幅広く活躍。おととし公演からボランティアで野外劇のポスターに携わっており、今回で3回目。
3月26日、市役所で土谷雅宏理事・事務局長、御代田勝憲事務局員、浜谷さんが記者会見し、浜谷さんは「メインは若い力に焦点を当てたほか、顔の表情がいい5枚を採用した。若者の雰囲気が伝わり、みんなで若者を応援する公演を作り上げていきたい」と話した。 ポスターは1000枚、チラシは1万5000枚製作。
また、同NPOは8日午前10時からチケットを前売り(市芸術ホール公演のみ)する。五稜郭タワーチケットカウンター、函館野外劇の会事務局、ホームページチケット予約のページから。
今年の公演は7月7、14、21、28日が五稜郭公園一の橋広場で、8月10、11日(2回)が市芸術ホールで。観覧料1000円、中学生以下500円。問い合わせは事務局(0138・56・8601)へ。
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