テーマソングを公開 ひろはこ春の観光キャンペーン【函館】
函館市と青森県弘前市の周遊観光の促進を図る組織「ひろはこ連携推進実行委員会」(白戸孝之委員長)は、13日から両市で展開する春の観光キャンペーンに先行し、テーマソング「ひろがる世界へはこぶ風」のミュージックビデオ(MV)を動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開している。タイトルに両市の頭文字が入った作品は、観光客や市民の注目を集めそうだ。
MVは3月27日に公開。札幌発のバーチャルシンガー初音ミクの派生キャラクター「桜ミク」が登場する。和の要素を取り入れた4分20秒の動画で、ソングライターの一二三さんが作詞作曲。曲中には両市のサクラの名所が次々に登場し、華やかな世界観を演出。キャンペーンは第4弾で、以前に公開した動画は昨春版が約36万回、昨冬版が約12万回の再生回数を記録し、人気を集める。
13日からは、両市の観光施設などで放送する。また、箱館奉行所、市立函館博物館、市中央図書館、函館公園こどものくに、五稜郭タワー、市民の森ビジターセンター、金森赤レンガ倉庫、函館山ロープウェイ、湯の川温泉足湯・湯巡り舞台の全9カ所でAR(拡張現実)を活用した企画も実施する。スマートフォンなどで二次元コードを読み取ると、スポットごとに異なるイラストの桜ミクと一緒に写真撮影ができる。
函館市観光誘致課は「MVに満開のサクラの美しい描写が多くあり、開花が楽しみになる作品。キャンペーン前にぜひ見て観光意欲を高めてほしい」とPRしている。
キャンペーンは5月31日まで。フォトスポットパネルや限定ポスターの設置のほか、観光施設で流す特別歓迎アナウンス、コラボレーショングッズの商品発売も予定している。
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