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室蘭民報

晴れやか胆振教育実践表彰【洞爺湖・豊浦】

 2023年度胆振管内教育実践表彰(胆振教育局主催)に選ばれた洞爺湖町の読み聞かせグループと豊浦町の小学校に19日、同局の針ヶ谷一義局長から表彰状が贈られ、学校教育や社会教育で優れた実践活動をたたえた。

洞爺湖町・ピノキオ読み聞かせの会 40年以上も活動

表彰状を持つ「ピノキオ読み聞かせの会」の松本代表(中央)

 洞爺湖町で活動するピノキオ読み聞かせの会(松本秀男代表、6人)は、小学生を対象に月1回町内の三つの小学校で授業前に朝の読み聞かせと、あぶた読書の家で読み聞かせの会を行っているほか、年に1度洞爺地区の湖人祭りでも実施している。現在は60~80代会員で活動している。

 1980年ごろから活動をスタート、現在まで40年以上にわたる。中でもとうや小学校での活動が最も長い。活動では、子どもたちに語りかけるようにしながら、様子や顔つき、反応に気を付け、子どもが理解し、楽しんでいるかを確認し取り組んでいるという。

 松本代表は「読み聞かせの後、その本に興味を持ち、本を手に取り、続きを読んでくれた時に喜びを感じる」と振り返った。

大岸小「じもと発見プロジェクト」 郷土愛を育む

表彰状を手に喜ぶ豊浦町大岸小学校の児童と教職員

 【豊浦】豊浦町大岸小学校(南正彦校長、12人)は、年間を通した独自企画、児童の郷土愛を育む「大岸じもと発見プロジェクト」の取り組みとしての一連の学習が評価された。

 コロナ禍で地域とのつながりが薄れていたことから、地域に目を向け、学習していくことを目的に企画した。町のいちご分校で収穫から箱詰め、さらにジャム作りを体験したのをはじめ、一日防災学習やサケの生態などの学習、地元の建設業者を訪れ道路の除雪と安全に従事する様子を学んだ。

 この取り組みは、日本教育公務員弘済会北海道支部の教育研究論文でも「準特選」に輝いた。

 南校長は「子どもたちと先生方の取り組みが評価されてうれしい。すべては学習を支えてくれた町の人たちのおかげ。とても感謝しています」と述べた。

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