マルシェ１７日まで

　八雲町の特産品が一堂に集まる「八雲町マルシェ」が１６日、函館空港国内線旅客ターミナルビル２階売店エリアで始まった。１７日まで。

　空港を拠点に道南地域の魅力を発信するイベントの一環。八雲観光物産協会主催のマルシェは昨年１０月に続き２回目。空港施設を運営する北海道エアポート函館空港事業所が協力する。

　町内の９事業者が出店し、北海道二海サーモンやイクラ、ホタテといった海産物、チーズなどの乳製品など特産品がずらり。北里大獣医学部付属の八雲牧場で一生涯草のみを食べて育ち、赤身が特徴の北里八雲牛を使ったカレーやコンビーフ、通常は町内限定で販売する町と不二家（東京）のコラボレーション菓子も並び、商品は約１００種類。誕生から今年で１００周年を迎える木彫りグマの展示やグッズ販売もある。

　最終日は午前１０時～午後４時。税込み２０００円以上購入で参加でき、名産品が当たるガラポン抽選も用意する。協会事務局の町商工観光労政課の堀口円主任は「普段函館では買えない商品も多い。木彫りグマの魅力にもぜひ触れてほしい」とＰＲする。

町の特産品が並ぶ「八雲町マルシェ」の会場