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十勝毎日新聞

映画「おしゃべりな写真館」公開3日間、異例の満席【帯広】

 鹿追を中心とする十勝で撮影が行われ、帯広市内のシネマ太陽帯広で23日に封切りされた映画「おしゃべりな写真館」(藤嘉行監督)が、25日までの公開3日間の上映全6回がいずれも満席となった。24、25の両日には、ヒロイン役の山木雪羽那さんらの舞台あいさつも行われ、多くの来場者が詰め掛けた。

セーラー服姿で舞台あいさつする山木さん(左から2人目)やなすびさん(同3人目)ら出演者と藤監督(同1人目)。右の3人はエキストラ出演した鹿追の中高生

ヒロイン山木さん、なすびさんあいさつ

29日まで連日関係者ら登壇

 同館では、公開初日の23日の初回上映は、収容人数が最多となる「シアター1」(236席)で、2回目以降は通常サイズの「シアター2」(96席)で同映画を上映している。初日は主演の中原丈雄さん、24、25日は山木さんらが舞台あいさつを行ったこともあり、公開3日間で来場者が700人を超える人気ぶり。柏浦亜紀恵統括マネジャーは「地元発信の映画では珍しい」と驚く。29日まで映画関係者らの舞台あいさつを予定している。

 公開3日目の舞台あいさつには、藤監督と山木さんのほか、教師役で出演したなすびさん、生徒役でエキストラ出演した地元の中高生3人が登壇。映画初出演となった山木さんは、踊る場面で偶然虹が懸かったエピソードを披露。「改めて見て、コタンや夫婦山など全部の風景がきれいに映っており、本当に鹿追はいいところだと思った。私にとって初めての作品で思い出になった。皆さんの心にも残ったらうれしい」と話した。

 日本テレビ系の番組「進ぬ!電波少年」で人気となったなすびさんは、「服を着ているのを見たのは初めてという人もいるのでは」と笑いを誘った。撮影を振り返り、「地元の人情味あふれるサポートがあり成立したと思う」と感謝した。

 上映後はサイン会も行われた。なすびさんと山木さんのサインをもらった野沢茂さん(70)=芽室町=は「いい映画で泣けた」と感激した様子。鹿追町から娘と来場した後藤道子さん(71)も「すごい感動して涙がこみ上げてきた」と満足そうだった。

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