賞状と記念盾を持つ仲嶋事務局長（右）と伊藤専務理事

「室蘭一層ＰＲしたい」

　室蘭民報など地方紙４７紙と共同通信で運営する「第１４回地域再生大賞」の優秀賞を受賞した撮りフェスｉｎ室蘭実行委員会（事務局・室蘭観光協会）は１９日、賞状と記念の盾を伝達された。同協会の仲嶋憲一事務局長は「室蘭の魅力をよりＰＲできるよう、イベントに力を入れていきたい」と話した。

　同実行委員会の取り組みに対し地域再生大賞の審査員から「地域の魅力が再発見されることで観光客誘致にもつながる取り組み」「ＳＮＳ、映像の時代に撮影で地域の魅力を発信できている」などの講評があった。

　撮りフェスは２０１６年に始まり、「世界がまだ知らない室蘭を撮りに行こう」をキャッチコピーにした２４時間滞在型イベント。昨年は地元や道内外から約２００人が参加、写真撮影を通じ室蘭の良さをＰＲした。

　今年は６月２２、２３日の日程で開かれる。同フェス実行委員会副委員長を務める同協会の伊藤鋭二専務理事は「道内外から足を運んでくれるのは室蘭の知名度が上がっている証拠。ぜひ多くの人に参加してもらいたい」と呼びかける。

　同大賞は２０１０年から続いており、地域の魅力向上や課題解決に取り組む団体を応援する目的で行われている。