ハマナスソースのソフトを手にする（右から）伊織社長、イザハ店長、森代表

　道の駅うらほろ（浦幌町北町１６ノ３）に、町で栽培したハマナスのジャムを使った「ハマナスソースのソフトクリーム」が登場した。　

　ハマナスを使った化粧品「ｒｏｓａ　ｒｕｇｏｓａ（ロサ・ルゴサ）」を販売する町内の「ｃｉｏｋａｙ（チオカイ）」（森健太代表）が原材料を提供し、町内の農業者らでつくる食品加工の「ＦＦ工房」（伊織祐貴社長）がジャムを製造した。

　ハマナスの花びらをレモン果汁と砂糖で煮詰めたジャムは鮮やかな深紅色で、爽やかな味わいに仕上がっている。ハマナスソフトを提案したＦＦ工房取締役の高橋匠さんは「ご当地ソフトを作りたかった。ハマナスを身近に感じてもらいたい」と喜び、森代表も「栽培からこだわっており、食品にもチャレンジしたかった。ぜひ試してほしい」とＰＲする。

　道の駅うらほろのイザハ・ハニフ店長の出身地マレーシアでは、結婚式などでバラのジュースを飲む慣習があるという。イザハ店長は「懐かしく、なじみのある味」と話す。

　道の駅のほか、留真温泉でも販売している。４００円。