アフタヌーンティーを楽しむ市民

　函館の老舗レストラン・五島軒（若山豪社長）は２７日、末広町の本店１階で新業態となるカフェ「ブリューネ＆エリザベス」の営業を始めた。

　カフェは宴会の待合室として利用していたロビーを活用。店内には大正期からのステンドグラスや家具などがあしらわれており、ケーキやスコーン、サンドイッチなどが楽しめるアフタヌーンティーセット（税込み４４００円、１日１０組限定）をメインにこだわりの紅茶やコーヒーを提供する。

　家族３人で訪れた市内の自営業、林裕美子さん（６７）は「一目見た時の豪華さに感激した。全てのスイーツや料理にこだわりを感じた」と満足げだった。若山社長は「歴史ある空間で物語を感じながら市民や観光客の方にくつろいでほしい」と話した。

　また、同本店１階の売店コーナーでは２５日から、五島軒伝統の濃厚なベルギーチョコレートと駒ケ岳牛乳を使用したソフトクリームの販売を開始した。味は「ベルギーチョコレート」「北海道ミルク」「ミックス」の３種。各税込み４３２円。