ホーストレッキングを体験する参加者

　洞爺湖温泉観光協会が主催する、旅行会社を招いてのモニターツアーが１８、１９日に日帰りの日程で行われた。町内のスポットを巡り、スノーホーストレッキング体験やランチなどを通じて、ニセコを訪れる外国人の富裕層を対象とした個人旅行の魅力を売り込んだ。

　北海道観光振興機構支援金「地域の魅力を活かした観光地づくり推進事業」の一環。富裕層インバウンド誘致のセールスツールとして考えてもらえればと旅行会社関係者向けのモニターツアーを開催。各日とも４人が参加した。

　一行は「ザ・ウィンザーホテル洞爺」での天空のアフタヌーンティーランチに始まり、「レイクトーヤランチ」でのスノーホーストレッキング、「洞爺万世閣レイクサイドテラス」で日帰り温泉とサウナ、同館特別室でのプライベートシェフディナーを体験した。

　ホーストレッキングは、連日の気温上昇で道がぬかるんだため、当初のコースを変更して実施。参加者は馬の背から見る洞爺湖の風景を楽しんだ。

　日本旅行北海道国際旅行部の村山貴弘係長は「アクティビティーメインで体験が充実している。冬の北海道らしさが楽しめ、満足度の高いものになりそう」と話した。