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函館新聞

寒締めで甘み強い ベビーリーフ収穫始まる 函館・安川農園【函館】

色鮮やかな寒締めベビーリーフを収穫する安川さん

 安川農園(函館市亀田港町、安川満江代表)のビニールハウスで、寒さに当てて栽培することで糖度を増した「寒締めベビーリーフ」の収穫が始まった。彩り豊かな新芽がぐんぐん伸び、ハウス内は明るいカーペットを敷いたようだ。3月上旬まで。

 安川さん(61)は、市内昭和町のハウス1棟でルッコラやグリーンマスタード、ロメインレタス、グリーンからし水菜、ビーツなど計17種を無加温で栽培。幅1メートル×長さ30メートルの畝が2本あり、昨年11月上旬に種をまき、今月3日に収穫を始めた。新芽は5~10センチに伸び、濃い緑や茶、黄緑など色鮮やか。収穫間近になると、晴れた日はハウスの側面を1日5~6時間開けて寒気にさらし、糖度やビタミン含量を高める。1週間に1回のペースで収穫する。

 収穫後は、さまざまな葉の特徴を楽しんでもらうためブレンドし、個包装して出荷する。

 ベビーリーフの栽培は今冬で10シーズン目で、臨時職員として働いていた道総研道南農試(北斗市)で技術を習得。道南で本格出荷をする農家は珍しい。今年は後志管内蘭越町の飲食店からも注文があり、冬季の道産野菜として重宝される。

 安川さんは「今季は昨秋の暑さで作業がずれ込み、例年より遅れて収穫が始まった。不作気味だが、朝晩の冷え込みで甘みは強い。料理の付け合わせ、オリーブオイルを掛けてそのまま食べてもおいしい。土耕栽培なので、しっかり水洗いして素材の味を楽しんで」 と話す。

 日曜限定で自宅倉庫で1パック30グラム入り150円で販売。シエスタハコダテ内の「ベジ旨マルシェKawasaki」でも扱う。

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