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室蘭民報

連続点灯ピンチ、「希望の灯」資金枯渇 室蘭ルネッサンス、市民に協力訴える【室蘭】

7月1日の連続点灯1万3千日を前に点灯の危機にある測量山ライトアップ=ドローン撮影

 一般財団法人室蘭ルネッサンス(濱中實理事長)の測量山ライトアップが連続点灯に黄色信号がともっている。地元出身俳優からの善意など資金が底をつきそうなため。7月には連続点灯1万3千日を控える。同ルネサンスでは、市民の「希望の灯(ともしび)」を絶やさぬ取り組みに危機感を募らせている。

 市民の善意で運営されているが、今、寄付金減少から点灯資金は残り10日ほどという。30年以上続く取り組みだが、これまで中心だった個人の寄付が減少傾向。直近の2022年10月も残り20日で、地元出身の俳優安田顕さんからの20万円の寄付で乗り越えた。

 ライトアップは1988年のむろらん港まつりで北海道電力が試験的に実施したのが始まり。継続を望む市民の声に、市民団体「室蘭ルネッサンス」が名乗りを上げた。当時、鉄鋼不況や市の財政悪化、人口流出などまちが危機にある中での市民運動だった。

 同ルネサンスは「継続していくには、活動を後押ししてくれる市民の力が必要。存続に向け、ぜひご協力をお願いしたい」と呼びかけている。

 ライトアップは、市民や企業、団体などから1回に付き4千円。寄付1万円で点灯3回分になる。寄付者からの結婚や出産への祝福、励ましや死別への哀悼の言葉(メッセージ)を室蘭民報などの紙面やホームページ(HP)に掲載している。

 寄付者は室蘭ルネッサンスのHP(https://muroran-renaissance.or.jp/lightup)から、点灯希望日の10日前までに申し込むとよい。電話・FAXは、ルネッサンス電話、0143・23局6600番へ。同4日前までに、氏名、電話番号、掲載したいメッセージを添えて申し込むこと。

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