児童生徒、雪像作り着々 「大沼雪と氷の祭典」10日開幕【七飯】
【七飯】大沼地区の冬の恒例イベント「第58回大沼函館雪と氷の祭典」(実行委主催)が10~12の3日間、大沼公園広場(大沼町)を本会場に開かれる。同広場では本番を前に雪像作りがピークを迎え、当日に向けて着々と準備が進められている。
例年以上の集客を図ろうと10~12日の3連休に合わせ、今回初めて3日間開催。本会場の大沼公園広場では毎年人気を集める全長24メートルのジャンボ滑り台のほか、約20体の雪像がお目見えする。
7、8の両日は大沼岳陽学校(大橋宏朗校長)の児童生徒が広場を訪れ、雪像づくりに取り組んだ。今年は学年縦割りのグループに分かれ、キャラクターなどを模した16体を製作。8日は3~8年生約100人が表面を削ったり、シャーベット状の雪をつけて形を整えたりして、グループごとに協力し思い思いのデザインに仕上げた。生徒会長の宮本健次郎さん(13、8年)は「丸い形に削ったり、細かい部分を掘ったりするのはこつがいる。雪像でイベントを盛り上げ、来場者にも見て楽しんでもらいたい」とPRする。
このほか、屋内で暖を取りながら楽しめるイベントとして大沼婦人会館ではグルメや雑貨などを販売する「大沼ルシェ」、大沼国際交流プラザでは七飯大沼国際観光コンベンション協会によるフォトコンテストの作品展を同時開催する。時間はいずれも午前10時~午後4時。
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