釧路管内水揚げ263億円 前年比13.5%増、23年海面漁業
釧路総合振興局がまとめた2023年の管内(海面)水揚げ(速報)は、数量が20万7780㌧(前年比10・1%増)、金額が263億5222万円(同13・5%増)でともに前年を上回った。振興局別では、数量でオホーツクの28万6000㌧に次ぐ2位、金額はオホーツク、渡島、宗谷、根室に次いで5位だった。
管内の漁獲の大半を占めるイワシは数量16万5547㌧(同20・7%増)、金額105億7788万円(同67・8%)で過去10年で最も多かった。主力は巻き網漁だが、棒受け網漁も3600㌧で前年の4倍だった。
サケは、数量が1514㌧で20・3%増だったが、金額は11億4240万円で6・6%減少。コンブは悪天候で操業できない日が多く、数量は過去10年で2番目に低い2413㌧(同11・9%増)、金額は36億6225万円(同15・8%増)。スケソウダラは漁模様が悪く、数量1万6361㌧(同43・2%減)、金額10億6249万円(同38・7%減)とともに過去10年で最低だった。
なお、2021年に発生した赤潮で甚大な被害が出たウニは数量23㌧(同59・2%増)、金額10億913万円(同76・1%増)で、発生前の20年と比較して数量で40%、金額で83%の水準となった。
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