町がテントサウナ導入 晩成温泉で商品化検討【大樹】
大樹町はアウトドア観光の取り組みの一環として、屋外用のテントサウナを導入した。地域の自然を生かした野外体験メニューの一つとして、晩成温泉などで商品化の検討を進める。
インバウンド(訪日外国人旅行者)の誘致や観光消費の拡大を目的にした、観光庁の補助事業を活用。昨年12月、備品一式(氷点下20度の極寒にも耐えられる3層式テント、小型まきストーブ、サウナストーンなど)を2セット購入した(約80万円相当)。
テントには天窓があり、夜間はサウナを楽しみながら星空を鑑賞できる。水風呂はなく、海風、川水、冬場は積もった雪などで「ととのう」ことができる。
事業化に向けて体験会を実施し、地元大樹や帯広からサウナ愛好者が参加。1月中旬には海岸近くの晩成温泉・コテージ付近で開催し、参加者からは「海と満天の星、満月がきれい。気持ちよかった」と好評だった。
町は晩成温泉の利用促進策として、テントサウナをメニュー化する予定。現在、具体的な事業内容、料金などを詰めている。
担当する吉田たすくさん(町の地域活性化起業人)は「海、山、星空など大樹の自然を楽しめるアイテム。晩成温泉のほか(山側にある)カムイコタンキャンプ場でも活用できたら」と話している。
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