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室蘭民報

災害時にできること模索 活セン登録団体、ティーミーティング【室蘭】

災害時、何ができるかを話し合った参加者

 室蘭市市民活動センターの登録団体による第18回ティーミーティングが28日、中島町のFKホールディングスきらんで開かれた。「災害時、市民活動団体ができること」をテーマに、災害時の市民活動の在り方について考えた。

 被災者支援に当たる団体や企業などのネットワーク「北の国災害サポートチーム(きたサポ)」の篠原辰二代表が講演。この中で能登半島地震の被災地で自衛隊の車両が立ち往生し、ハイパーレスキュー隊の重機も現場作業が危険と一切動かすことができなかった、と支援の難しさを説明した。

 その上で「政府や行政が動き、自衛隊がいるから大丈夫は通用しないのが災害」。行政や一般のボランティアが支援できないことも多いと話し「支援に慣れた市民団体がいち早く現場に駆け付けること、支援することが重要」と訴えた。

 続いて6グループに分かれ、意見交換会。各団体の活動紹介の後に「団体や町内の近隣同士もっとつながる交流が重要」「高齢者の多い会も多く何ができるか」と対処法を話し合った。災害時のフェイクニュースなど情報の混乱に篠原代表は「情報から少し距離を置くこと。自分の信頼できる情報源を幾つかに絞ることも大切」と呼びかけた。

 同ミーティングは団体同士の情報交換の場として2007年に初開催。今回は16団体から25人が参加した。

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