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室蘭民報

果樹廃木活用に最優秀賞 炭生産など紹介、壮瞥高校で学習発表会【壮瞥】

ポスター審査で審査員の質問に答える生徒ら

 壮瞥高校(峯田雅大校長)の3学年プロジェクト学習発表会が23日、壮瞥町滝之町の地域交流センター山美湖で開かれた。生徒たちが3グループに分かれ、これまでの研究課題を発表した。最優秀賞には「不用な物を有効に~果樹の廃木で地域貢献」をテーマにしたグループが選ばれた。

 1年間の学習の成果をまとめ、発表することで考えを伝える力、聞く力、共同して作業する力を養う。本年度は最優秀賞のほか「醸造用ブドウ栽培への挑戦」「壮瞥町における鳥獣被害に関する研究」のテーマでスライド発表、ポスター発表を実施。全校生徒、全教職員、保護者が審査した。

 最優秀賞の「不用な物を有効に」は、果樹栽培の課題の一つ「不用な木」の有効活用に着目。炭を生産することで地域貢献を目指す内容となっている。

 同グループによると、本年度は5回の炭焼きを行って245・3キロを作り、収穫祭などで6万400円の売り上げがあったことを紹介した。さらに、せっけんなど新しい活用方法を検討していることも伝えた。「不用な物を有効に。この言葉を合言葉に活動したい」と力を込めた。

 このほか「醸造用ブドウ栽培への挑戦」では、壮瞥が醸造用ブドウの栽培に適していること、ブドウの初収穫やジュースの製造を目指すことなどを紹介。「鳥獣被害に関する研究」では、被害額や対策の課題などを分かりやすく解説した。

 審査では発表のほか、質疑応答などもあり、盛り上がりを見せた。

スライド審査で研究の成果を発表したプロジェクト発表会

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