全国高校アイホ、武修館準V
第73回全国高校アイスホッケー選手権大会(インターハイ)の決勝が23日、青森県のテクノルアイスパーク八戸で行われた。北海道釧路勢の武修館は駒大苫小牧と対戦し、延長、PSS(ペナルティーショット・シュートアウト)戦にもつれ込む激闘を5─6で落とし、惜しくも準優勝となった。3年ぶりの日本一に届かなかったものの、4年連続の決勝進出、3年連続で準優勝を果たすなど、安定した強さを見せた。
今大会は20日に開幕。全国各地区の予選を勝ち抜いた25チームが、トーナメントで日本一の座を懸けて争った。
釧路勢として唯一の参戦となった武修館は、1回戦シードで2回戦から登場。初戦の八戸工大一(青森)には8─0、準々決勝の水戸啓明に21─0で快勝すると、準決勝の白樺学園には4─3で競り勝った。
決勝は駒大苫小牧との顔合わせ。3年連続となった同一カードの頂上決戦では、第2ピリオド終了時点で5─3とリードするも、第3ピリオドに2失点。延長戦でも決着がつかずに迎えたPSSで惜しくも敗れた。
角橋裕樹監督は「技術や戦術的には問題なかったが、最後はメンタリティーの面。2点差がついたときにどこかで安心してしまった部分があったのかもしれない」と試合を振り返った。
ただ、「勝ちきれなかったが、ディフェンスの裏にパックを集めてシュート数を増やす。5人で攻めて5人で守る。選手たちは最後まで、やるべきことをやってくれた」とたたえた。
田中蘭李斗主将(3年)を中心に1年間チームを引っ張ってきた3年生に向け「1、2年生の時もインターハイの決勝で負けていたので、なんとか勝たせてあげたかった。本当に素晴らしいプレーをしてくれた」と、涙を流しながら感謝した。
関連記事
かんがい用水の供給再開 北電七飯発電所 放流用のルート新設【七飯】
北海道電力(北電、札幌市)は8日、設備が損傷し復旧工事を進めてきた七飯発電所(町峠下、出力1万キロワット)で渡島平野土地改良区(北斗市)が管轄する水田へのかんがい用水供給を再開した。発電の放流...
沿線自治体、困惑の声 札幌延伸延期 新たな開業時期示されず【函館】
北海道新幹線の整備を担う鉄道・運輸機構が2030年度末の札幌延伸が困難であると正式に発表したことを受け、新幹線駅の建設や駅前周辺の整備計画が進む沿線自治体からは新たな開業時期の目標が示されないこ...
ヤマベ釣りや稚魚放流 振内自治会 こどもの日親子ハイキング【平取】
【平取】振内自治会主催の「こどもの日親子ハイキング」が5日、同地区の幼児、小学生、中学生、父母、関係者ら45人が参加して岩知志の釣堀「仁世宇園(佐々憲一代表)」で、ヤマベ釣りやヤマベの稚魚放流を...
満開の桜と招き猫 静高生ら 商店街シャッターアート3作目完成【新ひだか】
【新ひだか】静内高校(酒井徹雄校長、生徒504人)の美術部とボランティア局の有志メンバー19人と横浜市立大学の青木七瀬さん(静高卒・19)が「みゆき通り商店街」の店舗のシャッターに満開のさくらの絵...
タンチョウひなすくすく 鶴自然公園でふ化【釧路市】
釧路市公園緑化協会(中田欽一郎理事長)は8日、指定管理者を務める市丹頂鶴自然公園(鶴丘112)でタンチョウのひなが誕生したと発表した。 ひなは、園内のEケージで飼育するクー(雄、2014年生まれ)と...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
イトーヨーカドー、最後のGW 家族向けイベント盛りだくさん【帯広】
2こいのぼり150匹風に泳ぐ 函館・湯の沢神社【函館】
3家族連れなどでにぎわう 今日まで 優駿の里浦河桜まつり開幕【浦河】
4室蘭、登別で出店盛ん スーパーや飲食、衣料品店続々【室蘭、登別】
52日間で約3万7千人来場 第61回しずない 桜まつり 後半もイベント盛りだくさん【新ひだか】
-
1
函館が舞台「名探偵コナン100万ドルの五稜星」公開始まる 関連イベントも盛り上がる【函館】
2室蘭、登別で出店盛ん スーパーや飲食、衣料品店続々【室蘭、登別】
3イトーヨーカドー、最後のGW 家族向けイベント盛りだくさん【帯広】
4ライトアップ初日を楽しむ 函館公園と五稜郭公園で花見電飾【函館】
5丹頂市場 来月6日新装開店 カフェや炉端楽しんで【釧路市】