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十勝毎日新聞

タンチョウ 最多 209羽、大樹と浦幌で多く 道調査【十勝】

昨年12月の調査で確認されたタンチョウ。十勝は過去最多の個体数になった(幕別町内)

 北海道は18日、昨年12月に実施した今年度第1回のタンチョウ越冬分布調査の結果を公表した。十勝地方では前年度同時期と比べて11羽増え、調査を始めてから過去最多となる209羽を確認した。全道では前年度より114羽多い1086羽だった。

 タンチョウの分布調査は道が1952年度から始めたもので、89年度からは冬期に年2回実施している。今年度の第1回調査は、昨年12月5日に十勝を含む10振興局管内の計407カ所で実施した。

 調査の結果、釧路、十勝、根室、胆振、宗谷、日高、空知の各管内でタンチョウが確認された。確認された野生個体1049羽のうち7割強が釧路管内で、十勝は釧路に次ぐ約2割のタンチョウが確認された。

 道自然環境課のまとめによると、十勝管内の市町村別の確認個体数は大樹と浦幌が各69羽、豊頃28羽、幕別24羽、音更7羽、池田5羽、陸別3羽、帯広と広尾が各2羽。

 今回の調査結果について、タンチョウの生態に詳しい専修大学北海道短期大学の正富宏之名誉教授は「個体数の増加にともなって、道内のタンチョウの分布域は広がりつつある。環境教育の一環として、各地域の学校にはもっと調査に参加してほしい」とコメントした。

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