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網走タイムズ

第50代流氷パタラ決まる  「網走の魅力を伝えたい」【網走】

第50代流氷パタラ。左から川島さん、斎藤さん、石崎さん、中川さん

 【網走】四季を通じた網走の魅力をPRする第50代流氷パタラが決まった。あばしりオホーツク流氷まつり実行委は16日、市役所で新パタラを発表。新パタラはそれぞれ「網走の魅力を伝えたい」と笑顔を輝かせた。

 パタラは北方少数民族ウイルタの言葉で「娘さん」「お嬢さん」という意味。半世紀にわたり、歴代のパタラが網走の魅力を発信している。

 今年のパタラは、神奈川県横浜市出身、東農大海洋水産学科1年の川島美智さん(19)と、同県鎌倉市出身、食香粧化学科1年の中川福実さん(18)、群馬県高崎市出身、同大同学科1年の石崎万結さん(19)、網走市出身で市職員の斎藤菜那さん(20)の4人。

 発表会では、北方民族調の衣装に身を包んだ4人が、少しはにかみながら、緊張の面持ちで報道陣のカメラの前に立ち、それぞれ抱負を話した。

 網走の豊かな自然をフィールドに、水圏のサイエンスを学びたいと、東農大に進学した川島さんは「四季折々に美しい網走のおいしい食、人の魅力を伝えていきたい」と目を輝かせた。

 本道の大地と自然の中で、食と香りを探求したいと、食香粧化学科を選んだ石崎さんは「田園風景や湖沼などの豊かな自然景観、野生動物の営みなど、本州にはない網走の特徴を発信したい」と語った。

 自然の力を生かし、高い機能性を有する化粧品を作りたいと東農大に進んだ中川さんは「2代前のパタラがサークルの先輩。わたしも多くの人に網走の魅力を伝えたい」とパタラになった。

 網走出身で三中、南高を経て、市役所勤務の〝生粋の網走好き〟という斎藤さんは「網走は食や自然の魅力があふれるまち。コロナが落ち着いた今、国内外の人に網走好きになってもらいたい」と意気込んでいる。

 4人は地域を知る研修を受け、網走の魅力を再確認した後、1年間、道内外で観光キャンペーンや物産展で網走をPRする。

 初仕事は27日、JR北海道の観光列車「流氷物語号」の運行初日セレモニーで、市民や観光客のアテンド役を務める。

 2009年までは一般公募していたが、応募が少なく、研修期間に支障をきたすなど、選考が難航していたため、実行委の推薦で決めている。任期は1年。

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