広がる能登半島支援の輪 医師派遣や募金活動など【網走、北見】
【網走、北見】甚大な被害に見舞われている能登半島地震の被災地への支援活動がオホーツクでも広がっている。北見赤十字病院は救護班を派遣、網走市や北見市は住宅提供を進め、民間の募金活動も行われ、地域の善意が寄せられている。
北見日赤(荒川譲二院長)は、被災者を医療面でケアする救護班を派遣している。
第1陣は、班長の中川宏士第二外科部長のほか、看護師3人、業務調整員2人、薬剤師1人の7人。石川県能登町の避難所へ行く。
被災地では、避難所での感染拡大が懸念される新型コロナウイルスやノロウイルスなどの感染症対策、傷病者の手当などを行う。
日本赤十字社は全国の病院から救護班の派遣に取り組んでいる。 北見日赤は第1陣に続き、22日からは第2陣の救護班を派遣するなど、今後も必要に応じて支援を続けていくという。
一方、網走市赤十字奉仕団は、被災者支援のための募金活動に取り組んでいる。
ベーシック駒場店や同橋北店で、団員が街頭募金を行い、買い物の途中の市民らに協力を呼び掛けている。
網走市も義援金の受付を開始した。市役所に募金箱を設置したほか、ゆうちょ銀行や三井住友銀行などからも送金できる。
市として、日本赤十字社北海道支部を通じて義援金300万円を送金。義援金は、被災した県の「配分委員会」を通じて、被災者へ分配されるという。
また、市は被災者の避難先として、市営住宅7戸を無償で貸し出す準備を進めている。
住宅はつくしヶ丘地区や大曲地区などの市営住宅で2LDK、3LDKなどの住宅。期間は原則1年。光熱費や共益費などは入居者負担となるが、生活に必要となるストーブやテレビ、冷蔵庫、ベッドなどは市が無償で貸し出す。
北見市も市内に親せきなどがいる被災者の受け入れを想定し、市営住宅20戸を用意した。義援金は100万円を送る計画。
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