今年の必勝を祈願 日高リトルシニア球団 団員31人が浦河神社を参拝【浦河】
中学硬式野球の「日高リトルシニア球団」(高城幸司監督、団員31人)は7日、浦河町大通2の浦河神社を参拝し、今年の必勝を祈願した。今年入団を控える6年生3人と同球団OBで、昨夏の甲子園出場を果たした北海高校の幌村魅影選手(2年)も参加した。
日高管内唯一の中学生の硬式野球チームの日高リトルシニアは、創立15年目。浦河町荻伏町の荻伏球場を本拠地に週4回の練習で年々力を付けている。冬場は午前は堺町の旧浦河第一中体育館、午後からは荻伏の屋内練習場で練習に励んでいる。高校野球で活躍する卒団生も出てきた。
昨シーズンは6月に札幌市で行われた第51回日本選手権北海道大会で準優勝し、日本選手権に初出場。8月の中学硬式野球の北海道ナンバーワン決定戦「2023FIGHTERS BASEBALL CHAMPIONSHIP U―15」では初優勝するなど輝かしい成績を残した。
社務所儀式場で行われた必勝祈願祭には浦川総総監督や高城監督、古川悠雅主将(浦河第一中2年)をはじめ、入団が決まっている小学6年3人を含め中学3年までの団員34人が参加。
儀式場では、酒井俊宮司のお払いと祝詞を捧げ、浦川総監督から高城監督、古川主将の順で祭壇に玉ぐしを捧げ、最後に全員で二礼二拍手一礼の作法を行い今シーズンへの気持ちを新たにした。
古川主将は「今年は全道優勝して、昨年できなかった全国ベスト8を目指したい。チーム全体でバッティングを強化していきたい」と抱負を話した。浦川総監督は「今年のスタートラインが周りの見る目が非常に高い。それに自分たちも応えていかなければならない。ルールを守り、責任を持った行動を心掛けてほしい。人として成長する人はプレイヤーとしても成長する。仲間を大事にし、努力を忘れずに今年1年頑張ってほしい」と激励した。
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