現金つかみ取りに長蛇の列 日高町商工会・ひだかカード会 4年ぶりのお年玉抽選会【日高】
【日高】町商工会、ひだかカード会主催の「お年玉抽選会」が7日、富川公会堂で行われ、現金のつかみ取り目当てに訪れた町民らが長蛇の列をなし会場は熱気に包まれた。新型コロナウイルス感染症の影響で4年ぶりの開催。
ひだかカードは、町内の加盟店で買い物をすると100ポイント(満点)で100円分の買い物ができる仕組みで、お年玉抽選会はカード利用者が心待ちにしている恒例のイベント。
抽選会の景品は、特々賞(1万円、5千円、千円札つかみ取り)1本、特賞(千円札同)15本、1等(硬貨同)30本、ほか5千円、千円、5百円の商品券730本など空くじなしの大判振る舞い。
特々賞の幸運の金色の玉を引き当てた日高地区の小林国雄さん(81)は、気合を込めて札の入った箱に慎重に手を差し入れた。まわりから「1万円札があるからそこを狙って」などと声がかけられながら1万3千円をゲットした。
小林さんは「孫が今日成人式を迎える。特々賞を引き当ていい夢を見させてもらった。日高地区で以前にやった時は上手くいったが、今回は出口も小さく中々取り出せなかった。どこか違うことで良いことがあるかもしれない」と笑顔。同額の商品券を受け取り会場を後にした。
上田商工会会長は「今年の運試し、思っていた以上に大勢の町民が足を運んでくれた。とても熱気を感じられるイベントにすることができた」と話した。
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