審査員からの質問に答えるヒーローズの児童たち

全国大会「貴重な体験」

　第１１回全国小・中学校リズムダンスふれあいコンクール（同実行委員会主催）がオンラインで行われ、登別市幌別東小学校（猪子雅司校長）の５、６年生２１人で構成するダンスチーム「Ｈｅｒｏｅｓ！」（ヒーローズ！）が出場した。惜しくも入賞はならなかったが、児童たちは貴重な体験に「楽しかった」「挑戦して良かった」と充実感を漂わせた。

　ヒーローズは自由振り付け曲小学生部門に出場。当日はリモートで出場１３チームを結び、事前に提出していた映像による審査のほか、審査員らがいるメイン会場から各チームの代表者へのインタビューや講評なども行われた。

　児童たちは他のチームの演技映像にも拍手を送り、刺激を受けた様子。審査員からヒーローズには「踊りにキレがあって、全体の調和や迫力が増していた」との講評があった。

　結果発表では上位入賞には届かなかったが、常盤蘭さん（６年）は「他のグループのダンスを見られて楽しかったです。自分たちの映像も初めて見ましたが、思った以上に振りがそろっていてビックリしました」。畑山栞凪さん（同）は「初の全国大会で緊張しましたが、練習したことが本番で出せていて良かったです」とそれぞれ振り返った。

　５年生からは「来年もやってみたい」と早くも意欲的な声も聞かれた。大会出場を呼びかけ、振り付けを担当した川本梓教諭は「５、６年生が団結できたことが一番大きい。一つの目標に向かって心を一つにできた」と総括した。

　全国大会の模様は大会のユーチューブチャンネル（https://www.youtube.com/watch?v=dnW3Q4jYPN8）で視聴できる。