大学受験に向け学力習得 浦河高校 1、2年 アエルで3日間の勉強合宿【浦河】
浦河高校(齊藤雄大校長)の令和5年度勉強合宿が12月26~28日、浦河町西舎のうらかわ優駿ビレッジアエルで行われた。1、2年生の生徒30人が大学受験に向けた意識高揚と学力の習得を目指し2泊3日の合宿に臨んだ。
同校の勉強合宿は、大手の学習塾などがない地域の高校生の受験勉強の支援として開始。毎年、冬休みが始まったこの時期に、大学共通テストの受験を予定する生徒を対象に、国立・中堅私立大学以上の受験を意識した応用力や実践力を習得するとともに、学習習慣や学習方法の確立と進路意識の高揚に向けて実施している。
初日の開会式では、本間裕紀教諭が合宿のスケジュールや注意事項を説明したうえで「仲間と一緒に勉強することで、自分の勉強のやり方を振り返り、学習習慣を身に付けてほしい。この3日間を有意義に活用して」と呼び掛けた。
合宿では、国語、数学、英語の3教科を90分1コマの講義として、休憩などを挟みながら午前9時から午後9時まで勉強漬けの生活を送る。生徒たちは学年ごとに分かれて、1年生は基礎固め、2年生は受験に向けた対策を中心に、過去の共通テスト問題に取り組みながら学習を進めた。
また、ベネッセコーポレーション北海道支社学校カンパニー東日本教育支援推進部の小山亮裕さんを講師に進路講話が行われ、受験のシステムや特徴についての説明や入試に向けてこれから意識していくことなどを伝え、大学受験に受けて勉強に取り組む生徒たちを激励した。
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