【網走、斜里】オホーツク海の流氷を車窓から楽しむ観光列車「流氷物語号」が、今年も27日から2月25日までと3月1日から3日まで、JR釧網線網走―知床斜里間で運行される。
この列車は、長く冬のオホーツクを代表する観光列車として人気を集めた「流氷ノロッコ号」の後継として、2017年から運行が始まり、今年で8目になる。
1日2往復の運行で、上り、下りとも2両編成。うち1両はオホーツクの流氷や鳥獣類を描いた「流氷の恵み号」、もう1両は湿原の動植物や実りを表現した「道東 森の恵み号」が使われる。
両車両とも車内はオホーツク海側が指定席となっているほか、流氷の恵み号には車内販売スペース、両車両ともトイレが設けられている。
運行ダイヤは、下りが網走駅午前9時52分発と、午後零時45分発。上りが知床斜里駅午前11時半発と、午後1時48分発。「流氷に一番近い駅」といわれる北浜駅では、下りで10分間停車。同駅展望台から流氷をじっくりと眺めることができる。
また、上りの列車では浜小清水駅で20分間停車し、隣接する道の駅「はなやか(葉菜野花)小清水」での買い物が楽しめる。
今年も、1980年代に家庭用ゲーム機向けに発売され、人気を集めたアドベンチャーゲーム「北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ」とのコラボレーション企画が行われる。
同列車のヘッドマークやサインボード(サボ)に、同ゲームのキャラクターが描かれるほか、オリジナルのコラボグッズも販売する。 車内販売は、観光ボランティアとして沿線の観光案内やグッズ販売などを手がけている「MOTレール倶楽部」が担当する。
乗車運賃は、乗車券970円、指定席券530円。いずれも片道の料金で、子どもは半額。指定席は、全国のJRの主要駅「みどりの窓口」、またインターネットの予約サービス「えきねっと」でも購入できる。
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