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室蘭民報

神秘の光、オーロラ体験 環境科学館で2周年祝い講演と上映【室蘭】

プラネタリウムドームに映し出されたオーロラ

 オーロラ映像作家・中垣哲也さん(札幌市在住)の特別講演「オーロラ上映&トークライブ」が23日、室蘭市本町のDENZAI環境科学館(楠原晴子館長)で開かれた。同館の開館2周年を祝う記念イベントで、多くの市民が訪れた。

 オーロラは、太陽の表面で起きる爆発現象「フレア」によって吹き出した電子を帯びた粒子が、地球の大気にぶつかり光る現象。

 放射線技師から写真家に転身した中垣さん。2001年にニュージーランドの星の下で遭遇したオーロラに魅了され、02年から北米などに100回以上足を運び撮影を続けている。オーロラを通じ、地球の素晴らしさを伝える「オーロラメッセンジャー」として各地で上映会や授業を行って魅力を伝えている。

 上映会は、中垣さん自ら撮影したオーロラの実写映像に解説を加えながら、プラネタリウムの大型ドームで投影。参加者は頭上いっぱいに広がるピンク色や緑色の神秘的な光に包まれ、現地にいるかのような追体験を楽しんだ。

 中垣さんは一般的にオーロラの99%は緑色だと言い、「ピンク色に発光する時は高いエネルギーで輝きが強く、人の目にも鮮やかに見える。興奮しない人はいない」「緑色とのグラデーションはクリスマスカラーともいえる」と述べた。

 本室蘭中2年の原あかりさんは「オーロラや地球の不思議さ、学ぶことがたくさんあった。(映像も)美しく感動しました。一生に一度は見てみたいです」と目を輝かせた。

 この日は、アラスカの自然や野生動物を映し出す子ども向けの上映会や写真パネル展も同時開催された。

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