五十嵐監督就任２０周年も

就任２０周年を祝い佐竹キャプテン（右）から花束を贈られた五十嵐監督

　室蘭祝津少年野球部（五十嵐扶光生監督）の創立４５周年記念祝賀会兼五十嵐監督就任２０周年記念祝賀会が１６日、室蘭市中央町の室蘭プリンスホテルで開かれた。現役選手やＯＢ、関係者らが駆け付け盛大に祝った。

　同部は１９７８年に結成。２００６年には室蘭市から初めて、高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会の全国大会に出場。今年は第３３回室蘭民報社杯争奪兼第４４回室蘭少年野球連盟納会大会で優勝するなど結成以来、室蘭市内屈指の強豪チームとして輝かしい記録を残してきた。

　東京や神奈川、道内各地からＯＢをはじめ関係者ら１５０人以上が集まった。サプライズで民放の全国高校野球選手権大会のエンディングテーマ曲を提供したシンガー・ソングライター西浦達雄さんが登場し「手の中の青春」や「瞬間」など４曲を披露し、会場は大きな拍手に包まれた。

　監督就任２０周年を迎え、佐竹圭太キャプテン（１２）から花束を受け取った五十嵐監督（５８）は、２０年間を振り返り「少子化になり部員数も減り、チームの環境も変わった。しかし子どもたちと保護者はいつも一生懸命に野球に向かってくれている。私も５年後のチーム創立５０周年を目指して頑張っていきたい」とあいさつした。