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函館新聞

12月18日から函館―香港線が季節運航【函館】

香港航空のエアバスA330機(提供)

 香港航空が12月18日~来年2月26日の期間、函館―香港線を季節運航便として開設することが24日、分かった。函館と香港を結ぶ定期便就航は初めて。香港で需要が高い、冬の北海道を訪れる観光客のニーズに応える。 

 同社は現在、日本国内で7路線を運航。函館線と同時に米子線(鳥取)の冬季運航も計画しており、シェア拡大を図る。道内では新千歳線が週3便あるが、本数を増設できないため、函館の新規就航を決定した。 

 計画では期間中の月、火、木、土曜の週4往復。2月は一部減便する。機材はエアバスA330型機を使い、約300人が搭乗できる。函館発は午後6時で香港着は同10時50分、香港発は午前11時半で函館着は午後5時のフライトスケジュール。

 開設について、東京支店担当者は「香港人の北海道人気が高まっている。利用客に対して便数の体制が整っていないこと、函館の観光資源や交通アクセスなどが選定理由」と話した。 函館の経済界からは歓迎の声が挙がっている。函館商工会議所の久保俊幸会頭は「香港は私自身大好きな都市。運航する12月~2月は観光閑散期にあたり、冬の北海道を目指し香港からたくさん来てもらえることは地域経済にとってプラス」と期待。函館朝市協同組合連合会の藤田公人理事長は「香港の観光客はよく買ってくれるイメージで、就航は明るいニュース。函館に好印象を持ってリピーターになってもらえるよう朝市として考えていきたい」と話す。

 函館市は、函館空港施設使用料の一部を助成する方針。空港のグランドハンドリングの要員確保に向け支援する。

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