12月18日から函館―香港線が季節運航【函館】
![](https://hokkaido-nl.jp/cawm-content/uploads/2023/11/202311251104590_l.jpg)
香港航空のエアバスA330機(提供)
香港航空が12月18日~来年2月26日の期間、函館―香港線を季節運航便として開設することが24日、分かった。函館と香港を結ぶ定期便就航は初めて。香港で需要が高い、冬の北海道を訪れる観光客のニーズに応える。
同社は現在、日本国内で7路線を運航。函館線と同時に米子線(鳥取)の冬季運航も計画しており、シェア拡大を図る。道内では新千歳線が週3便あるが、本数を増設できないため、函館の新規就航を決定した。
計画では期間中の月、火、木、土曜の週4往復。2月は一部減便する。機材はエアバスA330型機を使い、約300人が搭乗できる。函館発は午後6時で香港着は同10時50分、香港発は午前11時半で函館着は午後5時のフライトスケジュール。
開設について、東京支店担当者は「香港人の北海道人気が高まっている。利用客に対して便数の体制が整っていないこと、函館の観光資源や交通アクセスなどが選定理由」と話した。 函館の経済界からは歓迎の声が挙がっている。函館商工会議所の久保俊幸会頭は「香港は私自身大好きな都市。運航する12月~2月は観光閑散期にあたり、冬の北海道を目指し香港からたくさん来てもらえることは地域経済にとってプラス」と期待。函館朝市協同組合連合会の藤田公人理事長は「香港の観光客はよく買ってくれるイメージで、就航は明るいニュース。函館に好印象を持ってリピーターになってもらえるよう朝市として考えていきたい」と話す。
函館市は、函館空港施設使用料の一部を助成する方針。空港のグランドハンドリングの要員確保に向け支援する。
関連記事
品種開発より速く 道南農試で真夏の稲刈り【北斗】
【北斗】道総研道南農試(市本町、藤田真美子場長)は25日、世代促進温室で試験栽培している水稲の収穫を行った。コメの品種開発をより速くするための試験で、今年1期作目。黄金色に実った稲を、職員ら8...
仏モンティーユ社のワイナリー完成 観光振興に一役 函館市桔梗町【函館】
仏ブルゴーニュ地方の老舗ワイナリー、ドメーヌ・ド・モンティーユ社の現地法人「ド・モンティーユ&北海道」のワイナリー(醸造所、函館市桔梗町)が完成し、26日に現地で開所式が開かれた。世界的に知名...
気球体験で阿寒湖一望 地域住民ら空の旅【釧路市】
マリモで釧路を盛り上げ隊(浅野一弘会長)と釧路みなとライオンズクラブまりも支部(馬場英樹会長)は21日、「気球体験会」を釧路市阿寒湖畔スポーツ広場(阿寒湖温泉5)で開いた。地域住民や外国人観光客...
姿勢整え精神統一 28日まで中央院で朝座禅会 苫小牧
苫小牧市元町の曹洞宗寺院「中央院」(荒澤道範住職)は26日から28日まで、本堂で朝座禅会を開いている。初日は市民ら20人が参加。早朝の静寂の中、1時間にわたって精神統一した。 朝座禅会は市民...
燻製カシュー ハスカップの枝で 起業型地域おこし協力隊の山下さん 厚真
厚真町の起業型地域おこし協力隊として活動する山下裕由(ひろゆき)さん(34)は、町の特産品ハスカップの剪定(せんてい)された枝を使用していぶしたカシューナッツを開発した。町周辺の木材を活用していぶ...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
ハグロトンボ、北斗市内で捕獲 道内初確認、既に定着か【北斗】
220日、歩行者天国 浜町通りまつり「HAMASAI」【浦河】
3護衛艦「いせ」十勝港に 22日まで一般公開【広尾】
4「楽しんでもらえる場に」 イベントホール21日オープン、ライブでこけら落とし【室蘭】
5樽前SAにローソン 道内高速道路では初出店 苫小牧
-
1
ハグロトンボ、北斗市内で捕獲 道内初確認、既に定着か【北斗】
2苫小牧キラキラ公園にキッチンカー集結 29・30日、来月6・7日
3グルメや大抽選会 13、14日にのぼりべつ夏祭り×ブランドまるしぇ【登別】
4座礁フェリー室蘭港に 現地調査完了、造船所で仮修理【室蘭】
5ベスト4超え甲子園目指す 浦河高校野球部 10年ぶり南北海道大会へ挑む【浦河】