【釧路町】仙鳳趾村去来牛（さるきうし）の海岸で２２日、クジラの死骸が打ち上げられているのが発見された。

　海岸を管理する釧路建設管理部厚岸出張所の職員が午前、パトロール中に見つけた。釧路総合振興局によると、体長７～８㍍のナガスクジラ。１７～１８日にかけて２～３㌔ほど西の老者舞（おしゃまっぷ）漁港内に迷い込んでいたクジラと同一個体かは判明していない。

　今後、町と同部などが処理方法を検討するが、現場へ通じる道は未舗装で狭く、重機が入ることが難しいことから対応に頭を悩ませている。なお、道路は施錠されており、関係者以外立ち入りできない。

去来牛の海岸に打ち上げられたクジラ（釧路総合振興局提供）