受賞した（左から）細矢さん、磯江さん、コールドルチェの吉田さん

　【網走】市文化連盟（中原章博会長）の今年度文化功績者顕彰式が、網走セントラルホテルで行われた。

　今年度受賞したのは、網走芸術賞に磯江良三（雅号・波響）さん＝網走十七美会＝、網走芸術奨励賞に細矢博（雅号・暁山）さん＝全日本美術協会網走支部＝、女声コーラス「コール・ドルチェ」（吉田裕喜枝代表）の２個人１団体。

　式には受賞者や団体の関係者など、約90人が出席。同連盟顕彰委員会の吉田節子委員長が受賞者の経歴を紹介した後、中原会長から受賞者や団体の代表に賞状が手渡された。

　この賞状には「志高く　思いを貫く」など、受賞者や団体それぞれの功績をたたえる言葉が添えられており、同賞では毎年、恒例になっている。

　中原会長は「これだけの経歴なので、多くの困難があったに違いないが、それが大きな輝きとなった」と、受賞をたたえた。

　来賓の水谷市長、平賀貴幸市議会議長、佐藤道議もそれぞれ「これからも市の芸術文化発展に力添えを」「受賞を契機に、さらに元気でますますの活躍を」と、祝辞を述べた。

　これを受け、磯江さんと細矢さん、コール・ドルチェの吉田さんが、それぞれ謝辞を述べた。

　関係団体から受賞を祝う花束が贈られた後、祝賀会となり、出席した受賞者の所属団体関係者らが次つぎと受賞者の周りに集まり、受賞を祝福していた。

　アトラクションでは、８月に兵庫県姫路市で開かれた全日本おかあさんコーラス全国大会に出場したコール・ドルチェの様子が映し出され、出席者は同団体の活躍の一端に触れた。