返礼品「福袋」3倍に 人気受け数量増やす【士幌】
「しほろ牛」など士幌町の特産品5品を冷凍して詰めた「福袋セット」が、昨年度に引き続き、町のふるさと納税の返礼品に登場している。人気を集めた昨年度を踏まえ、今回は数量を3倍以上に増やした。町地域おこし協力隊員で、町のふるさと納税担当の佐々木萌さんは「しほろ牛など特産品の返礼品を通じて、町の魅力を知ってもらえれば」と寄付を呼び掛けている。
商品を開発したのは町内の「at LOCAL(アット・ローカル)」(堀田悠希社長)。「福袋セット」は「まんぷく」と「よくばり」の2種類があり、昨年11月下旬にふるさと納税の返礼品に加わった。
昨年度はまんぷく(寄付額2万円、20セット)は半月で、よくばり(同1万5000円、同)は約1カ月でそれぞれ完売する人気となった。このため、今年度は、まんぷくは40セット、よくばりは100セットに増やした。
いずれも寄付金額は去年と変わらない。2種類の福袋には、共通で濃厚なチーズのおいしさが口の中に広がる「コーンチーズまん」(2個入り)や、衣のザクザクした食感が楽しめる「しほろ牛メンチカツ」(同)、赤身肉のうま味満点の「しほろ牛サーロインステーキ」(200グラム)が入っている。このほか、よくばりには「ギョウジャニンニクソーセージ」、まんぷくには肉質が軟らかい「しほろ牛フィレステーキ」(150グラム)が入る。
同社は道の駅ピアしほろを運営しており、「福袋セット」は同道の駅の特産品として開発した。堀田社長は「商品を味わいながら、年末に家族団らんでゆっくりと過ごしてほしい」と話す。
2種類の福袋セットは、12月15日まで返礼品として取り扱うが、なくなり次第終了。ふるさと納税に関する問い合わせは、町地域戦略課(01564・5・5212)へ。
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