井上さんと横山さん、道高文連大会で入賞 伊達開来高書道部、創部1年目で快挙【伊達】
伊達開来高校の書道部(滝頭愛音部長、11人)が北海道高校文化連盟主催の第57回全道高校書道展・研究大会(10月12、13日・苫小牧市)に出場し、2人が入賞、うち1人が全国総合文化祭(総文祭)の出場権を獲得した。同部は昨年、同好会としてスタートし、本年度、部に昇格を果たしたばかり。創部間もない快挙に活気づいている。
入賞したのは、井上咲来さん(2年)と横山詩華さん(1年)。
井上さんの作品は、中国の古典文学で「道路をつくった人を褒めるための言葉」をしたためた「開通褒斜道」。応募約800点のうちの17点に選出され「北海道高校文化連盟賞」を射止めた。「文化部のインターハイ」とも呼ばれる来年度の総文祭出場権を得た。
自身の作品について「200枚書いた中のベストを出品した。『しんにょう』のかすれ具合が気に入っている」と胸を張る。総文祭に向け「恥じない作品を書きたい」と意欲的だ。
横山さんの作品は「建中告身帖」。中国の古典文学「顔真卿(がんしんけい)」の基本をまねて書いたもので「優秀賞」を受賞した。「選ばれてうれしかった。次は全国を狙います」と気持ちを高めた。
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