ホームリンクでの練習を開始したスティーラーズ

　日本製鉄室蘭アイスホッケー部「室蘭スティーラーズ」は、ホームリンクの新和産業アイスアリーナ室蘭（中島本町）で氷上練習をスタートさせた。今季は道内社会人リーグ「２０２３－２０２４　Ｊアイス・ノース・ディビジョン」の４連覇や、プロチームを含めた日本選手権Ａでの４強入りを目指す。

　１０日夜に行われた初練習には、選手、スタッフ合わせ２２人が参加。選手たちはリラックスした表情を見せながら、１対１のほかパスやシュート、フォーメーションなどで連係を確認。終盤にはゲームなども行い、約２時間、氷の感触を確かめながら汗を流した。

　既に始まっているリーグ戦は２戦２勝と好調な滑り出し。ホーム初戦は１１月１１日、釧路厚生社を迎える。今季から主将としてチームをまとめる阿部魁選手（新和産業）は「ホーム初戦を良い形で勝って次につなげたい」と話し、市民に対しては「会場に足を運んでくれる方の前でスティーラーズらしいホッケーをし、自分たちが楽しむことはもちろん、皆さんを楽しませたいと思います。熱い声援をお願いします」と呼びかけた。