ラジオ体操会の参加者たち

　浦河町堺町東２の堺町児童館前で毎朝行われている「堺町地区１００日間ラジオ体操会」が９月30日、今シーズンの活動最終日を迎え、子どもから高齢者まで多数の地域住民が参加し、秋晴れのさわやかな風を感じながら元気に体を動かした。

　浦河ラジオ体操連盟堺町支部と堺町自治会連合会が主催する堺町地区のラジオ体操会は60年以上の歴史がある。今シーズンも５月１日から９月30日まで期間中、雨が降らなかった１３８日間、堺町児童館前の公園には毎朝、多くの地域住民らが訪れ、健康増進と地域の異年齢交流の機会としてラジオ体操に取り組んできた。

　今シーズンの参加人数は延べ４６０７人で、夏休み期間中には多くの子どもたちが参加。この夏は猛暑で、ラジオ体操の始まる早朝午前６時半でも気温の高い日が多かったが、参加者たちは元気にラジオ体操で汗を流していた。

　最終日のこの日も顔なじみの参加者らが集まり、ラジオ体操のリズムに合わせて第一体操と第二体操で体を動かし、最後に参加者全員に牛乳や連盟のネーム入り鉛筆などを配布した。

　同連盟の竹内雅文さんは「ラジオ体操は続けることが本当に大切。シーズンオフになっても続けてほしい。また来年、ここでラジオ体操が始まった際には、みなさんお誘い合わせのうえ参加して」と呼び掛けた。

　来年は、１月１日元旦の午前10時から堺町児童館の屋内で新春ラジオ体操会を実施。５月１日からは、毎朝午前６時半から１００日間ラジオ体操会がスタートする。