ブドウ狩り楽しむ 三石小児童 幌村建設のハウスで【新ひだか】
【新ひだか】三石小(鈴木眞一校長、児童138人)の1年生20人と6年生32人が6日、三石蓬栄の幌村建設(幌村司社長)のビニールハウスでブドウ狩りを楽しんだ。
幌村建設は道教委が進める「家庭教育サポート企業等制度」に賛同し、協定書を締結。その一環として、地域の子どもたちに食材について感心を持ってもらおうと、2005年(平成17年)から「巨峰」「デラウェア」「キャンベル」などの栽培に取り組んでいる。会社では春から肥料や補水、温度管理を続けてきており、今年は7、8月の猛暑が続き、ブドウの収量は減少したが味はまずまずの出来栄えとなった。会社では「子どもたちに、実りの秋を迎え、ブドウ狩りを楽しんでもらえればうれしい」と話していた。
この日は悪天候の中、6年生が1年生を連れて甘い香りのするハウスに入り、あちこちでたわわに実った巨峰に歓声をあげて、ブドウ棚に手を伸ばして房をつかみハサミで切り取っていた。
1年生の花田春陽(はるひ)君と今華蓮(かれん)さんは「大きなブドウが2房取れて、楽しかった」、サポートした6年生の野口愛乃(のの)さんは「1年生の選んだブドウをうまく取れてよかった」とそれぞれ笑顔で話していた。
最後に、児童代表が「今日は、貴重な体験ができました。味わって食べたい」とお礼の言葉を述べた。
今後、延出保育所のブドウ狩りも予定している。
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