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函館新聞

函館のコーヒー文化発信へ 14、15日にフェス

函館コーヒーフェスティバルへの来場を呼び掛ける実行委スタッフ

飲み比べや物販

 函館のコーヒー文化を発信するイベント「はこだてコーヒーフェスティバル2023」(実行委主催)が14、15の両日午前10時~午後3時、はこだてグリーンプラザ(松風町)で開かれる。市内近郊のコーヒー店11店舗の試飲できるほか、パンやスイーツなどを販売する。試飲チケットは1000枚限定で前売りしている。

 函館は幕末の開港と共に欧米からコーヒーが伝来。1932年には函館市栄町にコーヒーと洋食器の店「鈴木商店」(現・美鈴商事)が道内初のコーヒー屋として開業した。同フェスは函館のコーヒー文化に着目し、魅力を発信しようと昨年から開催している。

 自家焙煎にこだわる11店舗が出店する。前売りチケットは400円、当日は500円。試飲カップを受け取り、各店の味を飲み比べできる。前売りチケットは参加店(一部店舗を除く)で取り扱っている。

 各店ではコーヒー豆も用意。コーヒーと相性ばっちりのパンやドーナツ、団子、チョコレートなどの販売もある。

 コーヒーに興味を持ってもらおうと、美鈴商事による「コーヒーインストラクター3級」の講習会が両日午後1時から開講(約1時間半)する。受講のみで資格取得でき、検定料は1500円。事前申し込み制で定員は各日15人。受講申し込み、問い合わせは、はこだてティーエムオー(0138・24・0033)。

 実行委事務局のはこだてティーエムオーは「普段はあまりコーヒーを飲まない人も試飲を通じ、お気に入りの店をぜひ見つけてほしい」と呼び掛ける。

 出店は次の通り。  ▽コーヒー試飲=カフェポンポンチセ、コーヒーバイキャンプオア、十字屋珈琲店、スペシャルティコーヒーココロ、テーラードコーヒー、なまら珈琲店、バジルキッチンカフェ、ブルースの木、ペンギンズカフェ工房、ヤギーズコーヒー、1珈琲  ▽物販=ベーカリーワンカラット&キューブシュー工房、黄色いどあ、五稜庵、ハピネスプレイス、生ドーナツドナドーナツ

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