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函館新聞

気軽にモルック始めませんか 新設企業が手掛ける出張体験会が人気【函館】

モルック出張体験会をPRする「北海道え~る倶楽部」公認指導員の中山海斗さん(左)と二瓶駿哉さん

 2024年8月に函館で世界大会が開かれるフィンランド発祥のスポーツ「モルック」。人気の高まりを受け、今年5月に市内で設立した企業「リート」(亀田本町、安達力弥代表)はモルックの出張体験会を事業の柱として道南各地で手掛け、普及を後押ししている。8月だけで8回の体験会を開いたほか、9、10月には大会も主催する。同社は「気軽にモルックをやってみませんか」と利用を呼び掛けている。

 安達代表(48)は昨年2月にモルックを始めた。最初は北斗市を中心に仲間内で楽しんでいたが徐々に本格的に取り組むようになり、11月にチーム「北斗え~る倶楽部」を立ち上げて日本モルック協会へ公認団体を申請。今年1月に公認が下りた。

 体験会は今年2月、仕事の後にお酒を飲みながら競技を楽しもうと「ナイトモルック」をベルクラシック函館(梁川町)で開始。これを機に、高齢者施設や行政、町会などから開催してほしいとの引き合いが相次いだという。道南のみならず他地域からも問い合わせが寄せられたことから活動範囲を広げようと、5月には団体名を「北海道え~る倶楽部」に改称。出張体験会は同団体で公認指導員の資格を持つメンバーが講師を務め、道の駅やイベント会場などで随時開催している。

 日本モルック協会は講師派遣料や道具レンタル料、講師の交通費などを明確に定めており、同社もこれに沿って体験会を主催しているが、安達代表は「先方の予算に応じて柔軟に対応している」と話す。

 また、8月以降定期的に大会を開いており、9月30日には昭和公園多目的広場(昭和町20)で先鋒・中堅・大将戦形式を取り入れた「3on3大会」を初開催する。最大24チームで、参加料1500円。10月7日にも同公園で「個人最強決定戦」(函館新聞社後援)を開くが、すでに定員に達するなど、函館・道南でのモルック熱の高まりに一役買っている。

 安達代表は「モルックは誰でもできるが、実際に始めるまで足が一歩動かないこともあると思う」として体験会の活用を呼び掛けるとともに「やると必ず楽しめるし、知らない人ともすぐに仲良くなれる。体験会は本場フィンランドのように、遊び感覚で楽しめると思う」と話している。

 体験会や大会の詳細は同社の公式LINEアカウント=二次元コード参照=から。問い合わせは同社(0138・85・8623)へ。

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