マリンバの音色に引き込まれる 日高 沓野勢津子さんのコンサート【日高】
【日高】大阪府在住のマリンバ奏者・沓野勢津子さんによるコンサート「秋色を奏でるマリンバ」が3日、門別総合町民センターで開かれ、町内外から143人が入場してマリンバの魅力を堪能した。町民有志でつくる「ひだかdeコンサート」が主催。コンサートは、2017年以来の2度目。
マリンバは木製の音板をもつ鍵盤楽器で木琴の一種。奏者の沓野さんは、京都市立芸術大音楽学部を主席で卒業。2015年~23年の春までの12年間、札幌大谷大芸術学部音楽科非常勤講師を務め、現在は母校の京都市立芸大学音楽学部の非常勤講師を務めている。
ピアノは、札幌大谷大ピアノ科非常勤講師の田島ゆみさん。ドイツのフライブルク国立音楽大大学院を卒業し、11年半のドイツ滞在の後、2014年に帰国。さまざまな室内楽コンサートに出演しているほか、後進の指導も担っている。
コンサートは第1部「日本の歌&クラシック」で、「小さい秋見つけた」「紅葉」「ふるさと」など7曲、第2部【シネマ&ポップス】では「見上げてごらん夜の星を」「また君に恋してる」「虹と雪のバラード」など6曲を演奏。さらにアンコールに応え2曲を披露した。
聴衆たちは、熟達した奏法で楽曲を奏でる一流マリンバ奏者沓野さんの魅力に引き込まれていた。
日高地区から来場の夫婦は「マリンバのソロは初めての経験。心地よい音色で来た甲斐があった。懐かしく心に残る曲が沢山あり、ピアノの音色とマッチしていて素晴らしかった」と話した。
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