GAP認証更新審査 静農高 園芸コースの生徒が応答【新ひだか】
【新ひだか】静内農業高校(赤穂悦生校長、生徒160人)で1日、同校の生徒が生産する農産物8品目のASIAGAP認証更新のための現地審査が行われた。
ASIAGAPは、適切な農業生産工程管理の取り組みを対外的に明示するために日本GAP協会が行う第三者認証制度の一つ。アジア共通のプラットフォームを目指して2017年に始まり、18年10月にGFSI(世界食品安全イニシアティブ)にベンチマーク規格の一つとして承認された。認証により、食品安全・環境保全・労働安全を確保しつつ、人権福祉や農場運営を適切に行い、持続可能な農業を目指す取り組みであるGAPを対外的にアピールできる。
同高は認証の取得に、日高振興局や日高農業改良普及センターのサポート受け取り組み、20年3月に初認証を受けた。品目はミニトマト、ピーマン、ナス、カボチャ、ジャガイモ、タマネギ、ネギ、ニンニク。
この日は、茨城県からASIAGAP審査員の内田修一さんが来校し、午前中に160項目を超える書類審査、午後からの現地審査には日高振興局、日高農業改良普及センター、役場職員、地域の生産者らも同行して制度への理解を深めた。
審査では圃場で栽培中のジャガイモ、タマネギ、ネギなどの状況、機械庫、薬品庫、収穫調整室などを回り、水や燃料、肥料、薬品の管理、農機具の保管状況を確認したほか、作物の収穫後の調整では、収穫物保冷庫、選別作業工程、ミニトマトの選別基準、収穫物記録表、手洗い、服装、計量などの一連の作業手順を確認。生産された農産物が基準に適合するかを審査した。
生産科学科園芸コースの生徒7人(3年)が、審査員の質問に的確に答えていた。
審査が通れば、10月末には認証され2年ごとに更新審査が行われる。
関連記事
12月1日から「ひろはこ冬の観光キャンペーン」【函館】
函館市と青森県弘前市による、ひろはこ連携推進実行委は12月1日から、両市の相互誘客や周遊観光の促進を図る「ひろはこ冬の観光キャンペーン」を展開する。3年目となる今年度も「雪ミク」がメインキャラ...
道民意識調査 ヒグマあつれき増加受け積極的捕獲支持増える【函館】
道は、9~10月に道内の18歳以上を対象に実施した、今年度の道民意識調査の結果をまとめた。ヒグマに対してこの10年で「大きく不安が増えた」「不安が増えた」と答えた人は合計で72・6%に上り、前...
親子で環境を考える 新ひだか LEDランタン工作教室【新ひだか】
【新ひだか】町保健福祉部生活環境課は16日、町公民館集会室で「親子で作ろう!LEDランタン工作教室」を開き、親子24人が参加して、省エネや太陽光発電のしくみなどを学び、脱炭素への意識を高めた。 ...
森林の機能や仕事学ぶ 新ひだか町緑化推進委と林業林産業担い手対策協共催 ..
【新ひだか】高静小(佐藤裕哉校長、児童495人)で19日、6年生3クラス93人を対象に「林業教室」が開かれ、児童たちは森林の機能や林業の仕事について理解を深めた。 総合的な学習の授業として、こ...
来年の主役は「ココア」動物園カレンダー完成【釧路市】
釧路市動物園(鈴木貴博園長)の2025年版カレンダーが完成し、23日から販売を開始する。来年は開園50周年を迎える節目とあって、写真は同園1番人気のアムールトラ「ココア」(雌、16歳)が採用され...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
2函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】
3帯広畜大「ゼニ研」に前田一歩園賞 ゼニガタアザラシの個体数調査継続【札幌】
4昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
5トラウトサーモン安定的生産に期待込め 浦河港内で養殖試験 浦河町栽培漁業研究会 事業化に向け可能性探る【浦河】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5旧狩勝牧場再生へCF 返礼はソフト食べ放題やツアー 北広牧場【新得】