シケレベ川と本流の透視度を調べる子どもたち

【平取】二風谷小（遠山昌志校長）の３年～６年生14人が８月29日、総合学習・沙流川の学習で沙流川の環境調査を行った。

　昨年度から行われている同学習は、沙流川の支流のシケレベ川と本流左岸部（シケレベ川から約１㌔㍍下流の中州）の環境調査。①ＰＨ（酸性かアルカリ）②溶存酸素③ＣＯＤ （汚れ・有機物）④透視度を調べる。室蘭開発建設部鵡川沙流川河川事務所から職員７人が駆け付けて調査に協力した。

　同事務所職員の説明を聞き取り組み、それぞれの結果から、支流・本流ともきれいな川であることを確認した。

　本流左岸部では水質調査の後、みんなで水生生物の観察を行い、網を使ってすくい上げると小さないろいろな虫を発見し、職員に詳しく説明してもらった。３年生の貝澤心春（もとはる）君は「今回初めて学習に参加した。水の検査をしてきれいな川だとわかった。川の生物を網ですくって捕まえて楽しかった」と初体験を話した。

　最後に川で遊ぶ時の注意として①親と一緒に遊ぶ（大人）②膝下で遊ぶ③雨が降った後すぐに川に入らない④ライフジャケットを着ることを再確認して学習を終えた。