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函館新聞

和菓子技術コンで和創菓ひとひら・今福さんがグランプリ【函館】

受賞を機に「和菓子の魅力を伝えていきたい」と意気込みを語る今福さん

 全国の和菓子職人が菓子作りの技を競う「第12回全国菓子研究団体連合会総会技術コンテスト」で、和創菓ひとひら(函館市西桔梗町)の今福木乃香さん(25)が初出品で最高賞のグランプリに輝いた。20代での受賞は難しいとされるコンテストで「すごく驚いたが、評価されてうれしい。洋菓子に負けない和菓子の魅力を伝えていきたい」とさらなるレベルアップを誓っている。

 和創菓ひとひらは菓子製造・販売の「吉田食品」(吉田貴之社長)の直営店。今福さんは神奈川県綾瀬市出身で、東京の製菓専門学校を卒業後、同コンテストでも受賞歴がある和菓子職人の吉田さん(51)から技巧を学びたいと2019年4月に入社。和菓子の研究団体・日本菓子協会東和会(本部・東京)にも所属し、毎月テーマに沿った上生菓子を出品する月例品評会に参加。作品の表現や色合いなど審査を受け、日々の業務に加え、品評会への出品を通じ腕を磨いてきた。

 今年で入社から5年目を迎え「全国のコンテストで自分の力を試してみたい」とエントリー。コンテストは7月に名古屋市で開かれ、全国の若手職人77人から出品があった。

 今福さんは第1回からの受賞、出品作品を研究し、コンテストの雰囲気をつかみ制作に入った。今回は「おいしい秋見つけた」のテーマを5つの上生菓子で表現するのが課題。過去の作品から「華やかさや色合いが大事になる」と考え、稲穂やキク、月見、イチョウと銀杏、木の実をくわえる鳥といった秋の風物詩をイメージし、素材もさまざまな菓子を完成させた。 

 コンテスト当日は「ほかの作品は凝ったものが多く、刺激になったと同時にレベルの違いを感じた」というが、表彰式で名前を呼ばれた際は「評価され、ほっとした」と振り返る。吉田さんは「持っている技術やセンスはピカイチ。努力しているのも見てきたので、実って良かった」と喜び「菓子作りに従事するだけでなく、新しいものを考えられるのが職人。自分のカラーを出せるような作品作りに取り組んでほしい」とエール。

 今後は全国和菓子協会が伝統的で高度な和菓子製造技術を認定する「選・和菓子職」の取得が目標という今福さん。さらに「次回の技術コンテストでも受賞を目指したい。菓子は見た目も大事にされるが、食べておいしい菓子作りを今後も続けたい」と意気込んでいる。

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